本田健さんといえば、4つのマトリックスというほど、本田健さんの著書やセミナーと密接な関係があります。
本田健さんにとって4つのマトリックスは、もっと大きいもので、極端な話、本田健さんの全てと言っていいと思いました。
作家、講演家本田健は、4つのマトリックスを奥様と一緒に取り組む中で、誕生したのです。
4つのマトリックスとは、以下のようなものです。
より詳しくは、「ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン (だいわ文庫)」をご覧ください。
POINTマトリックス(あるいはマトリクス)とは、元来「生み出すもの」を意味する言葉である。
人生における4つのマトリックス
人は4つのタイプに分類することができます。
- ポジティブ自立:社長やリーダータイプ
- ネガティブ自立:有能な管理者タイプ
- ポジティブ依存:いじめられっこタイプ
- ネガティブ依存:感じる人(悲観的)
そして、この4つから成り立つ人間関係は、次の2種類に集約されます。
- ポジティブ自立 ⇔ ネガティブ依存
- ネガティブ自立 ⇔ ポジティブ依存
仕事をしたり文章を書いたりする時は、自立じゃないと書けません。
そのため、私を含めて多くの人は、表面上はポジティブ自立を前面に出しがちです。
しかし、本当のあり方は、4つの中間点、センターにあります。
圧倒的な成果を出すためのバランス
センターは、感じることによって、そしてあゆみ寄ることによってのみ到達できます。
本田健さん自身がバリバリのポジティブ自立でしたが、奥さんと一緒に訓練を重ねて、ポジティヴ自立から降り、センターを見つけたことで、自分のライフワークを見つけ、圧倒的な成果を出せるようになったというのです。
ディマティーニの「バランス理論」とも近いと思います。
「正負の法則 一瞬で人生の答えが見つかる 」
ぜひ学んでみてください。
「ユダヤ人大富豪の教え3」
強い人間こそ、人に弱みを見せる
本当に強い人間しか、人に弱音は出せません。
例えば、私の友人の三宅裕之さんは、ベストセラー作家で、NLPのトレーナーや研修講師としても大活躍しています。
三宅さん曰く「本来、自分は怠け者で、コタツでみかんを食べていたいタイプ」というのです。
英語をマスターするために、コロンビア大学の大学院に留学したり、中国語をマスターするために、中国に移住したりしています。(現在はシンガポール在中)
自分を追い込むことが必要なわけですね。
そういえば、ジェームズ・スキナーさんも同じようなことを言っていました。
私もかなりの怠け者なので、自宅だとすぐに寝てしまいます。(笑)
ですので、ジムのラウンジやファミレスなどで仕事をしています。
三宅さんやジェームズ・スキナーさんとは、レベルは違いますが、自分をできる限り、追い込むようにしています。
もちろん追い込めないこともよくあります。
彼らのようなスター選手でも、怠けるわけですから、普通の人は、怠ける前提で、対応策を考えた方が賢いのです。
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