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7種類22分類のビジネモデルから選ぶ”必ず勝てるマーケット”の選び方

長野県の伊那食品工業に見学に行ってきました。

法政大学大学院の坂本 光司教授のベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社 」あさ出版でも絶賛されている会社です。

 

創業以来48年間、連続で増収増益もすごいですが、もっとすごいのは、実質的な創業者である、塚越寛会長の在り方です。

経営にとって「本来あるべき姿」とは「社員を幸せにするような会社をつくり、それを通じて社会に貢献することである」と定義しており、それを本当に実践しているからです。

坂本先生の考え方を完全に体現しているのが、伊那食品工業なのです。

 

本を読むとわかりますが、感動レベルの経営をされています。

私も今回塚越会長に直接お会いして、直接質問もできて、感激しましたね。(涙)

 

ビジネスモデルの作り方

私の著書ガーバー流 社長が会社にいなくても回る「仕組み」経営(KADOKAWA/中経出版)の中で紹介している、「仕組み経営8つの条件」の一番最初が、ビジネスモデルです。

私自身、ビジネスモデルデザイナーの資格を取りました。

それぐらい企業の安定的成長には不可欠なものです。

仕組み経営に必要な8つの条件とは以下の項目です。

    1. ビジネスモデル(ストックビジネス)
    2. 組織図
    3.  職務契約書
    4.  人事評価制度
    5.  理念及びコンセプト
    6.  数値化
    7.  マニュアル化
    8.  イノベーション(改善)

8つの中でも最も重要とされるビジネスモデルの作り方には”型”を見つけることが必要になります。

 

新しいアイデアは”考える”ではなく”繋げる”で作る

ジェームズ・ヤングの名著「アイデアのつくり方」には、「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外のなにものでもない」とあります。

どういうことかというと、自分で考える必要がないんです。あるものとあるものをつなげれば良いわけです。

有名な例では、今では最も一般的な、アイスクリームとコーンの組み合わせです。

20世紀の発明ですが、アイスクリームとコーン自体は、何千年も前からあったものです。

たまたまアイスを売っていた人がカップがなくなって、近くの業者の人に即席で、コーンを作らせて、カップの代わりに使ったのが始まりと言われています。

 

いきなりステーキから見る、ビジネスモデルの作り方

最近の例ですと、「いきなりステーキ」です。

成功している「俺のフレンチ」や「俺のイタリアン」のビジネスモデルを自分の強みである、ステーキの専門店の「ペッパーランチ」が融合した(くっつけた)だけです。

自分が詳しい分野とすでに成功しているビジネスモデルをつなげることが一番成功しやすいです。

東京大学、東京大学大学院の物理学科を卒業した大手コンサルティング会社出身の、中山匡さんという天才経営コンサルタントが開発した、お金のあまりかからない小資本のビジネスモデルは、7種類22分類に集約されるという考え方は非常に面白いです。

 

ここでいうビジネスモデルの定義は、「価値を安定的に継続的に提供していくための人間関係・法人関係」のことです。

 

中山匡さんは、東京大学の物理学出身の異色の経営コンサルタントです。

専門分野である、「自然現象を支配している法則を見出す」ことや「法則をもとに未来を予測する」という考え方を、ビジネスに応用して、ビジネスの成功法則を確立した方です。

 

大手コンサルティング会社勤務時代にフランチャイズ本部の立ち上げ支援を行う中で、「フランチャイズビジネスの核となるものは、成功しているビジネスがなぜうまくいっているのかという、成功要因を抽出して、そのやり方を標準化した上で、横に広げることだと気付いた」と言います。

そして、ロジカルな起業とは、

「必ず勝てるマーケットを選ぶ」+「自分の強みをもっとも活かせる事業フォーマットを知る」

=差別化できるビジネスモデルを発見する

という結論に至りました。

 

webで見る「必ず勝てるマーケット」の選び方

「必ず勝てるマーケットを選ぶこと」は、Googleキーワードプランナーというネット検索解析ツールを使います。

検索したキーワードの月間検索ボリューム、競合性、類似ワードを確認することができます。

キーワードプランナーを利用し、月間検索ボリュームで、市場規模を見て、クリック単価で競争の激しさを見ます。

例えば、あなたがコーヒーに詳しい人だとします。

「コーヒー」だけで検索すれば、ボリュームは大きいかもしれませんが、競合も多いでしょう。

しかし、「コーヒー タンブラー」「コーヒー 入れ方」など、コーヒーだけでも違う市場を狙うことはできます。

  • 競合の少ないキーワード=勝てるマーケット
  • 自分が得意とすること=自分の強みを活かせる事業フォーマット

なにも、コーヒーが好きな人全員がcafeを運営する必要はなく、勝てるマーケットを選べばいいのです。

 

「自分の強みをもっとも活かせる事業フォーマットを知ること」は、中山さんが作った7種類22分類のビジネモデルのフォーマットに当てはめて知ることができます。

 

7種類22分類のビジネスモデルと強みの公式

7種類22分類のビジネモデルの作り方と必ず勝てるマーケットの選び方のステップは以下になります。

  1. 7種類22分類のビジネモデルの中から自分にあったビジネスモデルを選ぶ
    (成功しているビジネスモデルを探す)
  2. 自分の強みをそこに当てはめる

*具体例
いきなりステーキ

1成功しているビジネスモデルを探す
(俺のフレンチ、俺のイタリアン)

2自分の強みをそこに当てはめる
(ペッパーランチ、ステーキの専門店)

答え=立ち食いの高級ステーキ店

まずは自分に会った戦場(フィールド)を明確にしないと、自分の強みも活かしきれません。

強みを最大限に活かせるビジネスモデルを選ぶことこそがなにより重要なのです。

 

7種類22分類のビジネモデルの作り方に興味のある方は、是非書籍を読んでみてください。

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経営コンサルタント・作家・五反田”選書する書店フォルケ”店長。 高校を半年で中退後、2年間の引きこもり期間に古典文学と出会い、人生が変わる。 東京都内での新聞販売店経営を経て、経営コンサルタントに。 世界No.1のスモールビジネスの権威マイケルE.ガーバーより直接教示を受ける。

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  8. 日本歴代最高の経営コンサルタント、一倉定氏と渥美俊一氏。

著者プロフィール


経営コンサルタント・作家・五反田”選書する書店フォルケ”店長。
高校を半年で中退後、2年間の引きこもり期間に古典文学と出会い、人生が変わる。
東京都内での新聞販売店経営を経て、経営コンサルタントに。
世界No.1のスモールビジネスの権威マイケルE.ガーバーより直接教示を受ける。

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